2月27日(土)に「ひょうごスーパーハイスクール」の一環として、三田市にある兵庫県立人と自然の博物館に行ってきました。
参加したのは1、2年生の希望者24名で、理数探究類型の生徒を中心に文系や美術科の生徒も参加しました。
到着後、博物館の概要について説明していただき、博物館には資料を収集して、調査・研究し、普及するはたらきがあるというお話がありました。そのために人と自然の博物館には190万点を超える資料が収蔵されており、展示されているのはその1割〜2割程度ということでした。
その後、2グループに分かれて研究員によるセミナーを受講しました。
1グループは「収蔵庫・ジーンファーム見学」です。博物館の裏側でありながら心臓部である収蔵庫を見学させていただきました。温度や湿度が一定に保たれた広い収蔵庫には、植物、鳥類、昆虫など膨大な量の資料が収蔵されていました。なぜこんなにたくさん必要なのか、どんな研究が行われているのかなど、専門の研究員の方に丁寧に教えていただきました。また、植物の種(しゅ)の保存を目的としたジーンファームも見学させていただきました。
もう1グループは「アンモナイトの基礎とレプリカ作り〜化石と環境について考える〜」というテーマで講義していただきました。
古生物として有名なアンモナイトはどんな環境で生活し、どんな種類がいたかのか。実際の化石を観察しながらスケッチしたり、レプリカを作製しながら分かりやすくお話していただきました。
午後からは館内を自由に見学しました。収蔵庫を見学したり、研究員の方のお話を聞いてから展示を観覧すると、少し違う角度から見ることができました。
今年度は校外に出て活動する機会が極端に少なかったので、生徒にとっても貴重な経験となったようです。

県立人と自然の博物館のブログにも掲載されました。
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/03/akashihs210227/
posted by 管理人 at 16:07| 兵庫 ☁|
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