2021年03月29日

砂金採りの実習を行いました

3月27日(土)に「ひょうごスーパーハイスクール」の一環として、小野市黍田町の加古川河川敷で砂金採りの実習を行いました。1、2年生の希望者8名の生徒が参加しました。

本校サイエンス部顧問の指導のもと、砂金採りをしました。砂金といっても眼でやっと見える程度の大きさ(大きくても1mmないほど)ですが、金の特性を利用して採ることができました。この日参加した生徒も1粒以上の砂金が採れていました。
始めは慣れない手つきでしたが、実習が終わるころには道具をうまく使って上手に採取することができていいました。

何より天気がよく、春の暖かさが気持ちいい1日でした。

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2021年03月17日

大型放射光施設SPring8とSACLAの見学に行きました

3月15日(月)に「ひょうごスーパーハイスクール」の一環として、佐用郡佐用町にある世界トップレベルの大型放射光施設SPring8とSACLAの見学に行ってきました。1、2年生の希望者29名の生徒が参加しました。

兵庫県佐用郡佐用町にある播磨科学公園都市の硬い地盤の上にSPring8とSACLAはあります。SPring8やSACLAはとても強い放射光(主に]線)を作り出す装置です。それにより原子レベルの物質の構造や性能などを分析することができます。そこでは人間生活や地球環境がより豊かになるような基礎的な研究が日々行われています。SPring8は24年前に建設されましたが、今でも世界トップレベルの性能を誇っています。

そんな世界レベルの施設を生徒はじっくり説明を聞きながら見学しました。
SPring8は1周1400mの大きな円形の施設で、放射光を取り出して実験する施設が57か所もあります。実際にSPring8の中の実験施設を見学し、普段見ることのできない多くの機械や大型の設備があり圧倒されました。世界から研究者が集まる場所でもあるので、施設内の表記のほとんどが英語であることも印象的でした。

SACLAは電子銃で電子を飛ばし、加速させ、放射光を分離する直線700mにもなる施設です。
見学した日はメンテナンスのため稼働していなかったので、電子銃から電子が通って放射光に分離される700mの過程を歩いて見学することができました。少しの歪みやズレも実験に影響するため、とても厳密に管理されていました。

とても広くて大きな施設なので、世界に誇れる放射光を作る人(エンジニア)、放射光を使う人(研究者)、放射光を使わせる人(管理者)など多くの方々が関わり、成果を出せる施設だということが分かりました。

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2021年03月01日

人と自然の博物館に行ってきました

2月27日(土)に「ひょうごスーパーハイスクール」の一環として、三田市にある兵庫県立人と自然の博物館に行ってきました。
参加したのは1、2年生の希望者24名で、理数探究類型の生徒を中心に文系や美術科の生徒も参加しました。

到着後、博物館の概要について説明していただき、博物館には資料を収集して、調査・研究し、普及するはたらきがあるというお話がありました。そのために人と自然の博物館には190万点を超える資料が収蔵されており、展示されているのはその1割〜2割程度ということでした。

その後、2グループに分かれて研究員によるセミナーを受講しました。
1グループは「収蔵庫・ジーンファーム見学」です。博物館の裏側でありながら心臓部である収蔵庫を見学させていただきました。温度や湿度が一定に保たれた広い収蔵庫には、植物、鳥類、昆虫など膨大な量の資料が収蔵されていました。なぜこんなにたくさん必要なのか、どんな研究が行われているのかなど、専門の研究員の方に丁寧に教えていただきました。また、植物の種(しゅ)の保存を目的としたジーンファームも見学させていただきました。

もう1グループは「アンモナイトの基礎とレプリカ作り〜化石と環境について考える〜」というテーマで講義していただきました。
古生物として有名なアンモナイトはどんな環境で生活し、どんな種類がいたかのか。実際の化石を観察しながらスケッチしたり、レプリカを作製しながら分かりやすくお話していただきました。

午後からは館内を自由に見学しました。収蔵庫を見学したり、研究員の方のお話を聞いてから展示を観覧すると、少し違う角度から見ることができました。

今年度は校外に出て活動する機会が極端に少なかったので、生徒にとっても貴重な経験となったようです。

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県立人と自然の博物館のブログにも掲載されました。
https://www.hitohaku.jp/blog/2021/03/akashihs210227/
posted by 管理人 at 16:07| 兵庫 ☁| Comment(0) | HSH | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする