1年生はこれまで大学の先生による講義ばかりでしたが、初めて企業の研究者による講義を聞きました。
ハリマ化成は「松脂(まつやに)」を使った研究開発、商品開発を行っており、加古川市で創業した会社です。
普段の生活ではあまり馴染みのない「松脂」ですが、塗料やタイヤのゴム、接着剤、電子機器のはんだなど、身近なものに多く使われていることがわかりました。


中西研究員は「はんだ」の研究開発をされており、電子基板やペースト状のはんだ、スマートフォンを分解したものなどたくさんの実物をお持ちいただいて、分かりやすくお話していただきました。

電子基板にペースト状のはんだをプリントしているようす
中西研究員からは、新しいことにチャレンジすると新しいことが分かり、新しく分かったことが人や社会の役に立つかもしれない。だから自分が面白いとおもったことをやり通せ!というお話がありました。また、一人ではできることに限界があるが、人と話してみるといろんな意見がある、コミュニケーション力と語学力を磨け!とおっしゃっていました。
最後に一番大切なのは何事も「元気に明るくやろう!」ということでした。
講義が終わってからも生徒は電子基板や松脂の塊を触らせていただき、興味津々でした。